★マカオ政府観光局日本支局が年内で閉局

 マイルポストと25年、日本市場拡大に貢献

 マカオ政府観光局は12月末日でマイルポストとの契約を終了し、日本支局を年内で閉局する。マカオ政府観光局は1997年にマイルポストに日本支局としての包括的な業務委託契約を交わし、以来25年間、旅行業界とともにマカオへの日本旅行者の誘致、日本市場の拡大に尽力した。
 とくに、カジノのイメージが強かったマカオを歴史、文化都市としての魅力を定着させた功績は大きい。2005年にユネスコ世界文化遺産に登録されたことを追い風に、歴史地区をはじめとするマカオの歴史・文化・食などを紹介し、「東西文化の融合するマカオ」を日本市場にアピールした。

★カアナパリビーチホテル、オンラインツアー開催

 改装後の客室など紹介、マウイ島の魅力も

 ハワイのマウイ島にあるカアナパリビーチホテルがプレス向けのオンラインツアーを開催した。同ホテルは、約83億円を投じたリノベーションが進行中。ツアーでは、改装後の客室やレストラン、「ハワイで最もハワイらしいホテル」として同ホテルの特色となっているカルチャープログラムやチェックアウト時のククイナッツレイ授与セレモニーなどを紹介。また現地オペレーターによるマウイ島の魅力についても伝えた。

カアナパリビーチホテルは、マウイ島の西海岸カアナパリビーチに面し、緑豊かな庭園を囲む形でホテルの建物が4棟並ぶ。全432室のうち、第1フェーズとして2棟(カウハレ、パパク)の264室とビーチフロントレストラン「フイフイ」の改装が完了。

★ニューヨーク市観光局がバーチャルミッション

 多様性やサスティナビリティ体験を訴求

 ニューヨーク市観光局は、初となる「バーチャル・セールスミッション」を日本及び韓国マーケットに向けて開催、現地よりホテルやアトラクション、オペレーターなどサプライヤー10社が参加した。観光局ツーリズムマーケットディベロップメント、マネージングディレクターのマキコ・マツダ・ヒーリー氏は「ロングステイや文化、ネイバーフッドへの興味、生活に触れるような旅を求める日本マーケットは、我々にとって大切なマーケット。今回のミッションをきっかけに、今後の需要回復につなげていきたい」と意欲を示した。

★スターリゾート、沖縄に2025年にホテル開業

 古宇利島にスモールラグジュアリー「モクレア」

 スターリゾートは、全室オーシャンビューのスモールラグジュアリーホテル「MOKULEA(モクレア)」を沖縄北部の古宇利島に2025年に開業する。国内で始めt海抜約50mの断崖にバーやプルーを設置する。同ホテルは全39室、うち3棟ヴィラタイプ。同社によると、自社で設計から販売までを通して行う「D2C」モデルの分譲ホテルという

★アンテナショップ「座来大分」が移転リニューアル

 大分県の情報発信の場に、冬の旅行素材を訴求

 大分県は、東京にある公式アンテナショップ「座来大分」が今年5月6日に移転リニューアルオープンしたのに合わせ、11月10日に同店舗でメディア向けイベントを開催、提供する料理の試食会や大分市在住の画家、北村直登氏のアートパフォーマンス、また冬から春にかけての大分県の旅行素材を訴求した。
 「座来大分」は、大分県の公式アンテナショップとして東京銀座に2006年オープン。大分県の食材を使った料理を提供するレストランを中心としたスタイルで話題を集めた。ビルの老朽化に伴い、5月6日に東京有楽町の数寄屋橋公園に面したヒューリックスクエア東京の3階に移転。大分の素材や伝統工芸を数多く取り入れたモダンでシックな内装が特徴で、3名から最大16名収容可能な個室も充実、入口には大分の物販コーナーを設けている。