★成田T3拡張部供用開始、連絡通路から段階的に

 21日に出発ロビー、ファストトラベル機器増強  

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 成田国際空港会社(NAA)は4月5日から、成田空港第3ターミナル(T3)拡張部分の供用を段階的に開始した。まずは同日午前0時をもって新アクセス通路を開通させ、T2とT3間の徒歩の移動を短縮。4月21日からは出発ロビーを拡張し、自動チェックイン機(CUSS)および自動手荷物預け機(CUBD)を大幅に増設して、搭乗手続きの混雑を解消する。さらに今後は出国手続き後エリアで国際線のバスゲートおよび商業施設を供用する予定。秋ごろには連絡バスや高速バスが停留できるカーブサイドの整備が完了する計画で、空港アクセスの面でも利便性が向上することになる。

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 T3拡張エリアは、既存T3に隣接していた貨物施設を改修した施設。T2寄りに位置しており、新たなアクセス通路によって徒歩での移動距離が従来よりも短くなる。具体的には従来のアクセス通路が約500メートルだったが、新アクセス通路は約300メートル。T2から約10分かけて歩いていたが、新アクセス通路では約6分になる。また新アクセス通路は、立体化して完全に車道部分と分離した構造。既存の通路では車両が横断する箇所もあったが、これを解消して安全な通路空間を確保した。さらに通路幅が拡張したことで、歩行のしやすさや視認性を追求した。

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