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★JAL第1四半期決算、訪日好調で大幅増収増益

斎藤副社長、中期計画完遂に自信
日本航空(JAL)は7月31日、グループの2026年3月期第1四半期決算(2024年4月1日~6月30日)を発表した。好調なインバウンドを背景とした国際旅客の増加などによって売上高は前年同期比11.1%増え、4710億円となった。為替が円高で推移したことなどにより燃油費は対前年で減少した一方、物価高や人的資本投資が増加したため、営業費用は7.2%増の4354億円だった。EBITは105.7%増の455億円、純利益は93.7%増の270億円だった。今後について斎藤祐二副社長執行役員は、「旅客重要の好調は第2四半期においても継続しており、前年実績を上回る見通し。年度目標のEBIT2000億円、純利益1150億円を確実に達成し、今年度までの中期経営計画を完遂したい」と語った。
※写真=会見に臨む斎藤副社長