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2025.07.24

WING

日米交渉、ボーイング製航空機100機など発注

 防衛装備品は年数十億ドル追加、SAF調達も合意

 日米関税交渉が合意したことを受け、ホワイトハウスは7月23日、日本がボーイング製航空機100機を含む米国製民間航空機を購入すると説明。さらに、SAF(持続可能な)航空燃料)も米国から調達することを明らかにした。防衛装備品についても、年間数十億ドル規模で追加調達するとして、インド太平洋地域における相互運用性と同盟国の安全保障を強化するとした。こうした合意により、米国は日本からの輸入品には15%を賦課することとした。
 ホワイトハウスは日米交渉について、「米国の最も緊密な同盟国であり、最も重要な貿易相手国の一つである日本との画期的な経済協定を締結した」とし、「この歴史的な協定は、日米関係の強固さ、そして日本が米国を世界で最も魅力的で安全な戦略的投資先として認識していることを反映してものだ」との認識を示した。