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2021.05.27

ウイングトラベル

★訪日ランドオペレーター、壊滅寸前で復活困難

 JIMC調査 2年連続売上8割減、雇調金が頼み

 日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)の調査によると、訪日インバウンドの外国人旅行の成長を支えた国内ランドオペレーターは、新型コロナウイルス感染拡大による訪日旅行の消失で、2年連続売上が約8割ダウンし、今や壊滅寸前で、今後、訪日旅行が再開されても、国内現地を手配・予約するランドオペレーター業者がいないという事態に陥ることが懸念される。
 JIMCは新型コロナウイルスによる国内インバウンド市場への影響を把握するため、国内のランドオペレーター社を対象に現在の経営状況や政府の支援策の利用状況などに関する緊急意識調査を400社に実施し、40社から回答を得た。JIMCによると、400社のうち連絡が取れない会社が多く、コロナ禍のこの1年で、休業・廃業している会社が相当数あると予想した。調査は今年4月6日から5月10日に掛けて実施された。

 

 2023年コロナ前水準に回復も事業継続困難
 Go Toの恩恵もなく、観光業で訪日置き去り

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