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2021.04.01

ウイングトラベル

★グアム知事、ワクチン成人半数接種で観光再開

 5月以降に旅行者の検疫要件緩和をめざす

 グアムのルー・レオン・ゲレロ準州知事は、グアムにおける今後の観光再開計画についてをプレスカンファレンスで発表した。同計画は、5月1日までにグアムの成人人口の50%(約62,500人)に2回のワクチン接種を完了することを目標とする「path of half」計画を含んだもので、これを達成することができれば、観光再開の第一歩としてグアムの検疫要件の変更を検討するとしている。
 現在、グアムに入島するすべての旅行者は、14日間の検疫の対象となっているが、「観光再開により、入島者がフライト72時間以内の新型コロナウイルス検査で陰性の場合、検疫対象外とする」(レオン・ゲレロ知事)としている。

 

 GVB、観光施設に対して2つの認証制度を導入
 日本のマーケ業務を新通エスピーに委託

 グアム準州政府による観光再開計画の動きにあわせてグアム政府観光局(GVB)は、本格的な観光客受け入れをにらみ、グアム独自の安全衛生認証である「グアムセーフサティフィケーション」に加え、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)が展開している「セーフトラベルスタンププログラム」を導入した。
 また、GVBは、日本における観光デスティネーション・マーケティングの代理店業務を新通エスピーに委託したと発表した。新通エスピーは今後GVBの代理店兼連絡事務所として運営され、GVBの日本チームと緊密に連携し、観光の促進と渡航者数の目標達成に向けて取り組んでいくとしている。