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2025.10.30

WING

日米防衛相会談、AMRAAM共同生産加速化へ

 防衛生産・技術基盤強化確認、新たな同盟へ一歩

 小泉進次郎防衛大臣とピート・ヘグセス米戦争長官は10月29日に日米防衛相会談を開いて、日米同盟のさらなる強化に向けて一致したとし、新たな同盟強化に向けて重要な一歩を踏み出すとした。強固な同盟に向けて、今後の防衛力強化と防衛産業の相互補完的な協力の必要性を強調する。特に日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)のもと、AMRAAMミサイルの共同生産や、米軍艦船・航空機の共同維持・整備の進展に関する協力を重視。米国側はAMRAAMの共同生産加速化を約束し、日本側は防衛力の抜本的強化に取り組むことで同盟の抑止力に寄与するとした。
 会談では、防衛生産と技術基盤の強化が共通の課題だと改めて確認し、今後の防衛装備・技術協力をより進展させることで一致した。会談の成果として、日米のミサイル共同生産、米軍艦船・航空機の共同維持整備に関する協力の加速、そして防衛装備の共同管理に関する進展状況について理解を深めた。