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2021.03.24

ウイングトラベル

★JNTO、21年度は訪日旅行の不安払拭など注力

 テーマ型旅行の誘客強化や地域連携一層推進へ
 
 日本政府観光局(JNTO)は3月23日に定例のプレスブリーフィングを開催し、2021年度のJNTOによる取り組みの基本方針について説明した。新型コロナウイルスの世界的な流行で観光による国際交流の先行きが不透明な状況となっている。そうした中でJNTOは各国の出入国規制の動向を踏まえつつ、東京オリンピック・パラリンピック(東京オリパラ)などの大型イベントと連携した情報発信の推進を始め、コロナ禍の中で訪日旅行に対する不安払拭に向けた取り組みを一層強化する。一方で地方を中心に地域の観光資源を一層磨き上げを図ることを目的にコンサルティングの強化や良質な観光コンテンツの収集など地域との連携強化に引き続き取り組んで行く方針だ。

 

 感染縮小に向けた実績を正しく迅速に発信
 ピクトグラムで感染防止策など分かりやすく説明
 東京オリパラ、いかなる開催形態でも対応可能に
 多彩な自然と多様なアウトドア体験を特に訴求
 外国人旅行者の行動データを無償で提供へ
 地方自治体の訪日プロモやマーケ精度を向上

 
※写真=2021年度の活動方針などについて説明するJNTOの金子正志理事