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★東京都、ナイトタイム観光活性化へフォーラム初開催

地域に根差したコンテンツ作りが発展のカギに
東京都は、8月25日に東京国際フォーラムにおいて、ナイトタイム観光の活性化に向けた「第1回ナイトタイム観光フォーラム」を開催した。現在、東京都は国内外からの旅行者誘致を図るとともに、新たな東京観光の魅力を発信すべく、「2050東京戦略」にて「ナイトタイム観光の推進」というテーマを掲げ、ナイトタイム観光に関する各種施策を進めている。
今回のフォーラムは、ナイトタイム観光の現状や課題、各地域における取り組みや今後の展望について、講演やパネルディスカッションを通じて関係者の意識を高め、ナイトタイム観光のさらなる活性化の契機とすることを目的に初めて実施された。
フォーラムの冒頭では、東京都産業労働局観光部の村野哲寛企画調整担当課長が登壇し、東京都におけるナイトタイム観光施策の現状について説明を行った。村野氏は、東京には最先端のカルチャーと江戸時代から続く伝統が共存し、世界に誇る魅力的なコンテンツが数多く存在していると述べたうえで、「これらの魅力的なコンテンツをナイトタイムに活用することで、多彩な夜の過ごし方を提案し、誘客促進につなげていきたい」と語った。
続いて、現在実施している都庁舎のプロジェクションマッピング、紅葉を活用したライトアップ、エンターテインメントや食など様々なコンテンツを紹介した。
村野課長は、2023年には訪都外国人旅行者の約50.6%がナイトライフを楽しんでいたという調査結果を踏まえ、2035年までにその割合を75%にまで引き上げる目標を掲げた。そしてその実現に向けて、「多彩な夜間コンテンツの提供」「地域に根差したナイトタイム観光の充実」「より快適なナイトタイム観光に向けた旅行者のサポート強化」の3点を柱とする施策を進める方針を示し、地域住民や事業者との連携のもと、快適な観光環境の整備と効果的な情報提供に取り組む意向を明らかにした。
※写真=第2部で行われたパネルディスカッションの様子