ウイングトラベル
★近鉄、初のレストラン列車の運行を2026年秋から開始
                      名古屋~伊勢志摩方面へ、首都圏からの誘客狙う
 近畿日本鉄道(近鉄)は新たな観光列車「Les Saveurs志摩(レ・サヴールしま)」を2026年秋から近鉄名古屋駅と賢島間で運行を開始すると発表した。新たな観光列車は同社として初となるレストラン列車とし、伊勢志摩の食材を使用した本格フランス料理を提供する。新たな列車を投入し、食を通じて伊勢志摩の魅力をアピールすることで首都圏や東海地区からの観光客誘客を狙う。
 新たなレストラン列車は同社の特急列車で使用する車両4両を改造する。車両改造などを含めた総投資額は約7.5億円。座席数は50席を用意。このうち16席はフランス料理のフルコースを、残る34席はフレンチ膳を提供する。料理は同社グループである志摩観光ホテルの総料理長である樋口宏江氏が監修する。
※写真=近鉄が初のレストラン列車の運行を2026年秋から始める
        
    