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2020.09.10

ウイングトラベル

★コロナ感染発生時に備え「対応の手引」公表

 Go To事務局、宿泊施設での感染防止策強化

 Go Toトラベル事務局は9月9日、「新型コロナウイルス感染防止対策ならびに感染者が発症した際の対応の手引」を公開した。Go Toトラベルへの参加事業者は感染防止対策を講じているが、宿泊施設従業員の感染が確認されるなど、事業への参加宿泊施設でクラスターが発生したことから、感染防止対策を強化するとともに、万一従業員や顧客に感染や感染の疑いのある体調不良が発生した場合には、迅速かつ的確に対応できるよう「対応の手引」を用意した。
 まず、従業員の健康管理と感染防止対策を再徹底する。全従業員は勤務日、休日を含めて毎日1回以上の検温と健康管理シートの記入や、就業前の検温と健康チェックを行う。休憩室等でも同時に利用する人数を制限、マスクなしでの対面での会話を控える。
 チェックイン時の検温等で顧客に感染が疑われる症状がみられた場合には、保健所に連絡して指示を仰ぐほか、感染が疑われる顧客はあらかじめ決めた他の宿泊客と区分した部屋に案内し、室内に待機してもらう。食事は客室に届け、他の顧客との接触を避ける。感染疑い事案発生以降の顧客の体調や、保健所やGo Toトラベル事務局等関係者への連絡、保健所からの指示などの経緯は、時系列で記録しておく。