ヨガウェルネスイベント「Ina Well Fest」開催【グアム ウェルネス アイランド 】
グアム政府観光局(GVB)はエイチ・アイ・エス(HIS)とグアムの観光促進に関する協定を締結、ウェルネスをテーマに、心身の健康を促進する新たな旅行先としてグアムを提案する「Guam Wellness Island Project」共同プロモーションを実施している。
具体的には、「ウェルネス」をテーマとした専用ツアーや、現地スポーツイベントへの参加ツアーを実施した。
また専用ウェブサイトでは、ウェルネス・アクティビティ体験として、ヨガやズンバ、シュノーケリング、SUP、カヤック、トレイルランニングなどのアクティビティに加え、チャモロ料理などのウェルネス・フードを通して健康になるコーナーも紹介。
他にも、HISによるウェルネス・アイランド専用ツアーや、ウェルネス体験オプショナルツアーとして、ハイキングやSUP体験、スパやゴルフなども紹介している。
グアムウェルネスアイランド https://wellness-guam.jp
グアム ウェルネス アイランド
ヨガウェルネスイベント「Ina Well Fest」開催
6月21日(土)〜22日(日)の2日間に渡って、グアム島でヨガウェルネスイベント「INA WELL FEST 2025」が開催された。約150名が参加し、大きな盛り上がりを見せた。

今年で4回目の開催となる「INAWELL FEST 2025」。毎年会場となるホテルが異なり、今年の会場は「レオパレス リゾート グアム」。グアム島中心部の丘陵地に位置し、賑やかなタモン地区とは異なり、緑豊かで静かな環境が魅力だ。
「INA WELL FEST 2025」は、21日(土)は基調講演、心と向き合うセッション、ディナータイム、呼吸法を行うセッション、22日(日)はパワーヨガ、朝食、アートセラピー、クロージングイベントという流れで行われた。
188ドルの参加チケットは完売しており、参加者の大半は地元在住の女性だった。中にはリピーターもいて、地元でヨガウェルネスに関心の高い人々
の間では定着しているイベントとなっている。イベント名の「INA」は、グアムと北マリアナ諸島の先住民であるチャモロ人が使っているチャモロ語で、「光」や「輝き」を意味している。
今回のテーマは、「Metamorphosis(変容)」。参加者はさまざまなセッションを通して、自己と向き合い、本来の自分を見つめ直す体験を行う。ホテルの宴会場は暗がりに青みがかった照明が照らされ、神秘的な雰囲気の中でセッションが行われた。

地元の人々でチケットは完売に
2日間のセッションを担当するのは、2人の招致インストラクター。一人はヨガと呼吸法に精通した、ハワイ在住のエリック・ロッソ氏。もう一人はヨガや瞑想、アートセラピーなどの資格を持ち、サンディエゴを拠点にするローレン・アーシュ氏だ。
宴会場の隣にある通路スペースでは、約20社のベンダーがブースを出店しており、参加者たちは、ヘルシーなドリンク、ナチュラルコスメ、フレグランス、アクセサリー、マッサージなどの体験を楽しんでいた。
今回のテーマが「Metamorphosis(変容)」ということもあり、自分との対話や、内面と向き合う、といった精神性を求めることを目的としたものが中心だった。数年前からアメリカ本土ではこうしたセラピーの要素が強いセッションへの興味が高まりを見せており、グアムにもその流れが来ているという。
セッションでは、インストラクターから配布された質問に対して、自分で答えを考えてみる、大声を出して全身を動かしてみる、自分の心境や未来への希望を絵で表現してみる、といったことなどが行われた。各セッションの後半では、参加者が自ら感じたこと、考えたことなどを語る場が設けられ、多くの人たちが積極的に手を上げて発言していた。
本イベントは、主に現地在住者を対象としたもので、もちろんすべてのセッションは英語で行われていたため、日本人が参加するには、言語の壁があることは否めない。しかし、アメリカ本土やハワイ、グアムで注目を集めている最新ウェルネスを体験できる貴重な機会であることは間違いないだろう。
日本から約3時間半で訪れることができるグアムは、豊かな自然と美しい海に恵まれた場所。グアム政府観光局は、本イベントのようなローカル向けのものも含めて、日本人旅行者に向けてカスタマイズを行うなどして、「グアム ウェルネス アイランド」のコンテンツのさらなる充実を図っていく計画だ。

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