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2023.03.09

ワルシャワから一歩足をのばして/マゾフシェ地方でポーランドの真髄に触れる旅【ポーランド政府観光局】

ワルシャワ近郊のマゾフシェ地方には、音楽家ショパンゆかりの地や、質の高いポーランド・リネンの町、民族舞踊団の拠点など、ポーランドの文化を体験できる町が点在している。ぜひワルシャワから一歩足をのばして訪ねてみたい。

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ショパンが生まれた村
① ジェラゾヴァ・ヴォラ

 

生まれた当時の家具や内装を復元したショパンの生家がある。まわりは美しい公園として整備されており、19世紀の彼が生きていた時代をしのぶことができる。生後わずか半年でこの地を離れたショパンだが、何度もこの地を訪れ、作曲のインスピレーションを得たと言われている。毎年夏には毎週日曜日にショパン作品の演奏が行われる。

ショパンの生まれた部屋を復元

 

▶アクセス:ワルシャワから車で約1時間、鉄道とバス、またはタクシーで1~1.5時間

 

 

ポーランド・リネンの魅力に触れる
② ジラルドゥフ

現在はリネン博物館になっているレンガ造りの旧紡績工場は、19世紀末、欧州で最大のリネン工場として知られ、その製品は質が良く、世界で高く評価されていた。博物館ではリネンの製作工程を見学できるほか、昔の機械などが並ぶ。麻織物のアーカイブ写真や解説も豊富で、ポーランド・リネンの魅力に触れることができる。
リネン博物館(フィリップ・ド・ジラール記念リネン博物館):muzeumlniarstwa.pl


▶アクセス:ワルシャワから車で約1時間、鉄道と徒歩で約1時間10分

 

 

 

ポーランドの民族舞踊を体験
③ カロリン宮殿(オトレンブィ)

 

ワルシャワとジラルドゥフの中間に位置するオトレンブィ。美しい公園に囲まれたカロリン宮殿があり、この宮殿の中にポーランドフォークロアセンターができた。ポーランドを代表する民族舞踊団マゾフシェの本拠地で、ポーランド各地の衣装の展示や映像を見学できる。また手工芸品作りや民族舞踊体験のワークショップもあるので、ぜひポーランドの民族舞踊に挑戦してみたい。
ポーランドフォークロアセンター:karolinmazowsze.pl


▶アクセス:ワルシャワから車で約30分、鉄道と徒歩で約45分

 

 

戦争による悲劇を知る
④ パルミリ

ワルシャワ郊外の森が広がるエリアで、第二次世界大戦のあった19391941年の間に、約2000人もの一般市民がナチスによって殺害された。パルミリ追悼記念館で、その悲劇の歴史を知ることができる。今こそ戦争の脅威と平和の意義を考えるためにぜひ訪問したい。

▶アクセス:ワルシャワから車で30分、バスで35分(毎年4月上旬から10月末までの週末、祝日に運行)

 

 

日本からの直行便も飛ぶポーランド観光の拠点
ワルシャワ

ポーランドの首都ワルシャワは、日本からの直行便が飛ぶ、まさにポーランド観光の拠点。王宮のある旧市街は、第二次世界大戦時に失われた建物を忠実に再現、現在は世界遺産に指定されている。一方で近代的なビルが建ち並び、ポーランドの政治や経済、文化の中心地として活気あふれる大都市だ。

 

画像提供:ポーランド政府観光局

ポーランド政府観光局 
www.poland.travel
info.jp@poland.travel 

 


 

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