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ベル、「SPRINT」実証機が詳細設計・製造フェーズに

ローター折り畳み機構で時速833kmの高速性能実現
ベル・テキストロン(ベル)は7月9日(現地時間)、米国防高等研究計画局(DARPA)の「SPRINT」Xプレーン・プログラムのフェーズ2に選定されたことを発表した。フェーズ2では、実証機の設計・製造、地上試験を完了することを目指す。
「SPRINT」プログラムの目標は、400~450ノット(時速約740~833km)という高速で巡航し、未舗装の地での離着陸のほか、厳しい環境下でもホバリングすることが可能な機体開発を目指したもの。飛行中にローターを折り畳むことができる機構を組み込み、巡航時に最大で時速約833kmもの高速飛行を実現する。