ウイングトラベル
★阪急交通社、昭和の近代化を支えた明延鉱山講座を実施

座学と現地訪問で歴史と明延地域の魅力を学ぶツアー
阪急交通社は「阪急たびコト塾」の企画として、9月6日に昭和の近代化を支えた兵庫県養父市の「明延鉱山と一円電車」について学ぶ講座を開催する。さらに、11月13日には講座の内容を踏まえ、現地を訪問するツアーを実施する。講座で得た知識をもとに鉱山跡や昭和の雰囲気が残る街並みを訪れることで、当時の技術や暮らし、日本の近代化の歴史、そして明延地域の魅力を深く理解できる内容となっている。
今回の講座は、7月7日に第1回を開催し、オンライン視聴を含めて約400人が参加した人気講座の続編にあたる。今回は、明延の巨大鉱脈から銅・鉛・錫が採掘された工程や、通勤手段として活用された「一円電車」など、昭和の時代に現地で働いていた人々の生活やエピソードに焦点を当てる。
11月13日のツアーでは、秋が深まる養父市を訪問し、明延地域の小林史朗区長が講師となり、鉱山に関する説明を行うほか鉱山跡や坑道の一部を見学する。さらに、一円電車の体験試乗や北星長屋社宅の視察を通して、当時の生活の雰囲気を体感できる。
昼食には養父市の料理旅館「古城」を訪れ、郷土のブランド牛「但馬牛」の陶板焼きをメインにした季節の和膳を提供する。
講座は9月6日13時30分~15時00分、阪急交通社グランドビルトラベルセンターにて開催。講師は小林史朗。募集人数は80人、参加費は500円。参加者は養父市名物の「ゆず山椒」がもらえる。無料で参加可能なオンライン講座も同時に実施する。なお、11月13日の現地ツアーは、大阪・梅田を8時30分に出発し、18時30分ごろ解散する日帰りプランとなっており、旅行代金は1万2800円となっている。
※講座概要
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=2511528
※ツアー概要
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=05TA86&p_hei=30&p_baitai=9582
※画像=写真左から明延鉱山、一円電車、7月7日の講座の様子
https://jwing.net/t-daily/pict2025/2507/0731hankyu-w.jpg