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2025.07.22

WING

スカイマーク、737MAX用FFSを羽田SIM棟に設置

 4月にレベルD認定取得、訓練開始は10月頃か

 スカイマークは7月18日、あらたに導入したCAE社製の737-8(737MAX)フル・フライト・シミュレーター(FFS)を報道陣に公開した。737MAXは、スカイマークにとって次世代を担う機体だ。同社はまずは2026年3月からリースで計6機の737-8型機の導入を進める。737-8型機についてスカイマークは去る5月22日に6機を追加発注することを発表し、リース・購入あわせて計13機を導入することが決まっている。さらに、737-10型機も計5機を確定発注している。
 スカイマークSIM管理課の田沼潔課長によると、現在、この737-8FFSを活用した本格的な訓練はスタートしていないとのこと。「実機が導入されるタイミングが完全には確定していないため、実機が来るタイミングの約半年ぐらい前に開始することをイメージしている。(現段階では)10月ぐらいをイメージしている」ことを明かした。
 さらに、FFSのデータについては「ボーイングのスタンダードデータを購入した」とのこと。そこにオプションとして「我々が付け得る限りのデータを購入した」と説明した。