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テラドローン、アンゴラで燃料生産貯蔵施設非破壊検査

8割の省人化、設備停止時間も最小限に
Terra Drone(テラドローン)は、アンゴラの総合エネルギー企業Azule Energy(アズール・エナジー)が運用する同国沖合の浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)において、ドローンによる原油貯蔵タンクの非破壊検査を実施したことを発表した。
この検査は、オランダに拠点を置くテラドローンの子会社Terra Inspectioneering を通じて実施しており、自社開発のUTドローン「Terra UTドローン」を活用した。
FPSOは原油・ガスを安定的かつ継続的に生産するため、定期的な保守点検・検査が欠かせない。一方、船上では限られた人員体制で、生産作業と並行して検査作業を実施する必要があり、安全かつ効率的に検査を行う手段が必要とされている。