WING
RAC、規定遵守の遅延などは経営が責任を
整備未記録再発防止、安全堅持で社長メッセージ
日本航空(JAL)傘下の琉球エアコミューター(RAC)は7月11日、航空機の整備記録が一部未作成だった事案を受け、再発防止策を策定したと発表した。安全管理体制、整備業務実施体制、内部監査実施体制などについて改善案をまとめ、厚生労働省に報告書を提出した。
発端となったのは2024年11月23日、RAC815便について、前脚が格納できず那覇空港に引き返す事案が発生した。その後、出発前に行った前脚のタイヤの回転点検作業のSquawk Card(不具合修復時に作成する整備記録)が作成されていないことが判明した。