嘉手納不発弾処理事故、サビ除去振動が信管伝達

　信管有無識別困難な場合は積極的に爆破処理

　陸上幕僚幹部は7月10日、去る6月9日に米軍嘉手納基地内にある不発弾一時保管庫で発生した不発弾破裂事故の調査結果を公表した。
　この事故では、陸上自衛隊第101不発弾処理隊の隊員４名が、回収・保管していた不発弾を処分業者に引き渡す前の準備作業を実施していたところ、米国製対戦車榴弾（75ｍｍ砲弾）の信管部が破裂し、火傷等を負った。

※画像＝不発弾の掘り起こし作業。画像は第6後方支援連隊の作業の様子（出典：陸上自衛隊）