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2025.05.12

WING

北の弾道ミサイル、1発は短距離のKN23と推定

 変則軌道など難しくなる迎撃に反撃能力獲得

 

 中谷元防衛大臣は5月9日の閣議後会見で、前日に北朝鮮が複数発射したとされる弾道ミサイルのうちの1発が、KN23という短距離弾道ミサイルだと推察していることを発表した。同型が2023年9月13日に発射され「短距離弾道ミサイルA、北朝鮮は新型戦術誘導兵器などと呼称している」ものだとした。
 このミサイルは8日9時20分ごろ発射された複数のうちの1発で、約800キロ飛翔したという。一連の発射については引き続き、日米韓で緊密に連携してさらなる分析を進めていくとした。北朝鮮の発表では今回のミサイルについて、600ミリ砲の多連装ロケットおよび火星11の発射訓練を行ったとし、そのほかのミサイルについて分析を急ぐ構えだ。

 

※写真=防衛省の推定では、北朝鮮が8日に発射したミサイルの1つはKN23だとした

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