記事検索はこちらで→
2024.04.16

WING

日揮、「みなとみらい東急スクエア」飲食店から廃食油回収

 国産SAFの原料に、年間およそ2400L回収可能か

 日揮ホールディングス、レボインターナショナル、そしてSAFFAIRE SKY ENERGYの3社は4月15日、去る4月1日から東急モールズデベロップメントが運営する「みなとみらい東急スクエア」の飲食店舗9店舗から出た廃食用油の収集を開始したことを発表した。回収した廃食油は、国産の持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる。
 4社は廃食用油を国産SAFへ再利用する取り組みに協力することを目的とした基本合意書を2023年に締結済み。今回の取り組みは、その合意に基づくもの。
 みなとみらい東急スクエアの飲食店舗9店舗から出る廃食用油は、1年間で約2400リットル(2022年度実績)となる見込みだ。今後は4社共同で、東急モールズデベロップメントが運営管理する他の商業施設内の飲食店舗などに対して、SAFの環境価値啓発および廃食用油提供に関する協力の呼びかけを実施し、順次対象となる商業施設・店舗を拡大していく予定だ。

※画像=みなとみらい東急スクエアの飲食店から廃食油の回収を開始した(提供:日揮)

お試し価格で全文公開中