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2024.04.03

WING

JAXA、新研究制度「Moon to Mars Innovation」開始

 月面電力供給やモビリティ、工場、居住領域など

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブは今年度から、新たな研究制度「Moon to Mars Innovation」を開始する。その上で、月面ユーザーに対する電力供給サービスや月面を移動するモビリティ、月周回・月面における製造・組立・生産サービスの提供、月面における居住など、さまざまなアイディアを募る計画だ。
 JAXAは、小型月着陸実証機(SLIM)の月面の精密着陸に成功したことを皮切りに、月極域探査機「LUPEX」や有人与圧ローバー等の研究開発を推進中だ。さらに、政府の宇宙開発利用加速化戦略プログラム(スターダストプログラム)等においては、通信・測位、エネルギー、 食料、建設など幅広い分野において、産業界及び学界と連携した研究開発を進めているところ。

 

※画像=月面エネルギーのコンセプト例(提供:JAXA)

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