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2024.04.01

WING

シールドAI、MQM-178 FirejetのAI操縦に成功

 F-16等に続き6機目のAIパイロットが操縦

 AIパイロットの開発を進める米国の防衛産業企業であるシールドAI(Shield AI)は、高性能ジェット動力無人航空機システム(UAS)の業界大手プロバイダーであるクレイトス・ディフェンス・アンド・セキュリティー・ソリューションズ(クレイトス社)と協力して、クレイトス社の「MQM-178 Firejet」に搭載したAIによる操縦飛行試験の第1段階が成功裏に完了したと発表した。
 「MQM-178 Firejet」は、地対空および空対空の交戦を支援する訓練用のジェット標的機システムだ。さらに、「Tactical Firejet」は1機あたり50万ドル以下の価格帯に抑えられており、攻撃・防衛用のジェットUASシステムとなる。
 シールドAIが開発を進めているAIパイロットは、すでに3種のクアッドコプター(Nova、Nova 2、iPRD)、「MQ-35A V-BAT」、そしてF-16の完全自律型空戦訓練の5機種で飛行することに成功済みだ。そうしたなか新たにクレイトス社の「MQM-178 Firejet」で飛行・操縦することに成功した。