中京テレビ、災害時の報道用ドローン実用性を検証

　DJI製の新型遠隔操作ドローン「DJI Dock2」投入

　中京テレビが災害時における遠隔操作ドローンの実用について実証試験を行った。この実証はNSi真岡とDJI Japanが協力して行われたもの。
　中京テレビによれば、同社はドローンを活用したソリューションに取り組むなか、防災目的のヘリコプターや海岸に固定しているカメラの利活用、発災後の出動スピードに課題を感じていたとのこと。そこで遠隔操作ドローン「DJI Dock2」が、そうしたソリューションになり得るのか、検証を進めることにした。
　実証は愛知県豊橋市の許可を得た場所で行い、その可能性を検証した。 実証で使用した「DJI Dock2」はDJIが3月26日から販売を開始したばかり。前機種の「DJI Dock」と比較してサイズは75%、重量も68%削減された。その重量はわずか34kgと、大人２名で持ち運びすることが容易となり、さらに自動車の荷台に乗せて移動することも可能なサイズとなっていることなどが特徴だ。

※写真＝「DJI Dock2」を使って災害時の報道への実用性を検証した（提供：中京テレビ）