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2018.11.12

WING

空自、周防大島の給水災害派遣を終了

12教空団、空教隊が造水約93トン、給水約490トン

 航空自衛隊は11月7日、外国船の接触で送水管が脱落し断水した山口県周防大島町に対する浄水・給水支援活動を終了した。山口県の要請により10月25日より11月6日まで、第12飛行教育団(防府北基地)、航空教育隊(防府南基地)からのべ約500名が派遣され、病院向けに非常用造水機による合計約93.8トンの造水(海水の真水化)・給水を実施、島内のべ76ヵ所で水タンク搭載車により合計約490.2トンの給水を行った。造水機についてはのべ26基を使用したため、第1航空団(浜松基地)および西部航空警戒管制団(春日基地)から代替機を投入している。

 

※写真1=大島防災センターでの給水支援状況(提供:航空自衛隊)

※写真2=橘病院付近の港に場所を移し、給水するため必要な事前準備作業を実施中の非常用給水装置(提供:防府北基地)