中国艦艇2隻が沖縄と宮古島の間を通過、太平洋へ

　統合幕僚監部は２月２日、沖縄県久米島北西沖約130キロの海域を南東方向へ進む中国海軍ルーヤンII級ミサイル駆逐艦（艦番号151）およびジャンカイII級フリゲート（艦番号599）2隻を確認し、沖縄本島と宮古島との間の海域を通過して太平洋へ航行したことを確認した。
　海上自衛隊は当日午前0時ごろにこの2隻を確認し、情報収集と警戒監視を行った。実施したのは、第1航空群（鹿屋）のP-1哨戒機と、第5航空群（那覇）のP-3C哨戒機だった。

※写真＝このほど太平洋へ進出した中国海軍艦艇。上がルーヤンII級ミサイル駆逐艦で、下がジャンカイII級フリゲート（提供:統合幕僚監部）