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2023.01.18

ウイングトラベル

★観光関係者新春交流会に400名もの関係者参集

 菅氏「今年こそ観光復活」、二階氏「観光で豊かな社会実現」

 

 観光関係団体主催による「観光関係者新春交流会」が1月17日にコロナ禍を経て3年ぶりに開催され、菅義偉前総理大臣、二階俊博自民党観光立国調査会最高顧問、山口那津男公明党代表、斉藤鉄夫国土交通大臣をはじめ政界から約50名もの国会議員が参加したほか、国土交通省や観光庁幹部、観光関連団体や企業のトップなど、総勢約400名の官民観光関係者が一堂に会した。
 あいさつの中で菅前総理は、「コロナから3年、観光は極めて厳しい状況にあるが、日本の魅力はしっかり備わっており、観光は成長戦略の柱、地方創生の切り札であることに変わりはない。今年こそ観光が復活することを祈念している」と強調。二階氏は、「観光は紛れもなく平和産業。観光を促進すること自体が素晴らしい社会を形成し、幸せで豊かな生活を実現し、見る力、学ぶ力を育てる力が観光にはある」として、「観光産業がそうした役割を背負うことを胸に、明日からの仕事に馬力をかけていこう」と関係者を叱咤激励した。
 日本旅行業協会(JATA)の高橋広行会長は、「苦節3年。ようやく回復基調の一歩手前まで来たが、今年が正念場」として、業界を挙げた2つの要望として、全国旅行支援の延長、残る水際規制の撤廃を要望。そのためにも感染症法上の2類から5類への早期の見直しが必要だとして、参集した国会議員にその実現を強く訴えた。

※写真=菅義偉前総理大臣

※写真=二階俊博自民党観光立国調査会最高顧問x

※写真=3年ぶりに開催された「観光関係者新春交流会」には約400名もの官民関係者が参加した