★日本とスペイン、観光協力で覚書締結

　新たに持続可能な観光やDXなど盛り込む

　日本の観光庁とスペインの産業・商業・観光省は「観光協力に関する覚書」を締結した。両国の観光開発に関する覚書は2017年4月に締結されていたが、2023年4月に期限を迎えることから再度締結することとした。再締結に伴って内容の見直しを行い、新たに双方向交流の促進や持続可能な観光開発、DX（デジタルトランスフォーメーション）に関連した項目を追加した。期間は5年間で、双方の申し出がなければ、1年間自動延長となる。
　ツーリズムEXPOジャパン2022の会場で行われた締結式には、日本側から和田浩一観光庁長官、スペイン側から産業・商業・観光省のフェルナンド・バルデス・ベレルスト観光長官が出席した。