★ビザなし渡航・個人旅行解禁、上限人数撤廃

　10月11日より、「全国旅行支援」も開始

　岸田文雄総理は9月22日（現地時間）、訪問中の米国で記者会見し、10月11日から日本へのビザなし渡航と個人旅行を解禁するほか、1日当たりの入国者数の上限人数を撤廃することを正式に発表した。また、同じく10月11日より「全国旅行支援」と「イベント割」を開始し、国内旅行についても本格的な需要回復を後押しする。
　水際対策の緩和については、ワクチン3回接種の条件が訪日旅行回復の壁となる可能性が高いものの、それでもビザなし渡航や個人旅行の解禁によって訪日旅行の本格的な回復が見込める。また、1日当たりの入国者数の上限が撤廃されることで、9月7日からの日本帰国・入国前のPCR検査の撤廃に続き、海外旅行についても制約がなくなることで、日本発着の国際線の路線便数の回復と需要回復が期待される。