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2022.08.09

ウイングトラベル

★7月の宿泊業倒産は10件、4カ月連続増加

 コロナ関連倒産9割、業績回復遅れ見通し立たず

 

 東京商工リサーチ(TSR)によると、7月の宿泊業の倒産は10件(前年同月は6件)、負債総額は前年同月比170.4%増の16億4700万円だった。宿泊業の倒産件数は4カ月連続で増加、負債総額も2カ月連続で増加した。新型コロナ関連倒産は9件で、全体の9割を占めた。コロナ関連支援を受けたものの、業績の回復が遅れ、先行きの見通しが立たなくなったケースも散発している。
 2022年1-7月までの累計の倒産件数は51件で、前年同期の49件を上回るペースで推移している。