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2022.08.02

ウイングトラベル

★JAL第1四半期決算、損失計上も回復基調に

 規制の緩和で国際線需要増、海外出張再開へ

 

 日本航空(JAL)はこのほどグループ2023年3月期第1四半期連結決算(2022年4月1日~6月30日)を発表し、売上が前年同期比102.1%増の2688億円(19年比22.9%減)で、営業費用が40.7%増の3030億円(19年比8.4%減)となって、EBITが275億円の赤字も前期比551億円の改善、純損失としては325億円となったが前期より383億円改善した。新型コロナウイルス感染症による航空旅客需要の減少影響が続いたため赤字決算となったが、ワクチン接種などが進み感染防止の行動様式が定着化したことなどによって回復基調で推移した。
 会見を行った菊山英樹専務は、特に国際旅客については世界的な出入国制限の緩和へ向けた動きとともに、日本での厳格な入国制限の一部緩和によって「海外出張再開への動きが見られるようになった」ため想定以上に回復し、…