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2022.05.19

WING

JAXA、観測ロケットS520-32号7月打上げへ

電離圏の擾乱現象発生メカニズム解明

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月18日、来る7月10日に観測ロケットS-520-32号機を、内之浦宇宙空間観測所から打上げることを発表した。
 この観測ロケットに搭載した測定器を使って、地上から高さ80~300キロメートル上空にある電離圏のプラズマ密度の鉛直・水平方向の構造を観測し、擾乱現象の発生メカニズムを解明することを目指す。ちなみに、電離圏の擾乱現象はスマートフォンやカーナビの一決定にも影響を与える現象だ。