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2022.05.12

ウイングトラベル

★十倉経団連会長、水際対策「早く緩和を」

 国際往来は相互主義が世界の常識、開国求める

 

 経団連の十倉雅和会長は、政府が6月から水際措置を緩和し、外国人観光客を受け入れを検討していることについて、「事実であれば歓迎したいし、なるべく早く緩和してほしい」と一日も早い水際対策の緩和をあらためて要望した。
 戸倉会長は「この大型連休中、多くの日本人が観光・レジャー目的で海外に渡航した。他方、日本は今なお外国人の観光目的の入国を認めていない。相互主義が世界の常識であり、現実的な検討を行っていただきたい」と述べ、日本の国際往来再開の遅れを指摘した。
 また、「円安は、訪日客にとってはチャンスである。大阪・関西万博を控える中、海外の方々を日本ファンとして引きつけておくためにも、スピーディーに国を開いていただきたい」と、“開国”を求めた。

 

※写真=十倉雅和経団連会長