★3月の訪日6万6100人、出国日本人7万700人

　JNTO、水際段階緩和で留学生、技能修習生増

　日本政府観光局（JNTO）が発表した3月の訪日外客数と出国日本人数は、政府は水際対策を段階的に緩和したことで若干戻ってきた。訪日外客数は3月14日から1日の入国者数を5000人から7000人に引上げ、留学生や技能修習生など、観光目的以外の入国者を受け入れたことなどにより前年比338.4％増の6万6100人と増加した。
　訪日外客数が5万人を超えたのは、昨年7月以来、8カ月ぶりとなる。この時は東京五輪開催による関係者の来日があった。しかし、観光目的の入国が引き続き認められない状況が継続しており、コロナ禍前の2019年同月比では97.6％減とほぼ消失状態にあることは変わらない。

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※写真＝羽田空港国際線ターミナル