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2022.02.14

ウイングトラベル

★岸田首相、水際対策見直し、3月以降に緩和

 入国者1日5000人、隔離期間短縮・撤廃へ

 

 岸田文雄首相は2月12日、水際対策の緩和に向けた検討を進めることを表明した。欧米だけでなく、アジア太平洋の各国・地域も水際対策を緩和し、国境の開放、国際往来の再開に動き始めている中で、わが国の世論も変化し、ようやく重い腰を上げる。これまで固辞してきた「G7で最も厳しい水際対策」から「水際対策の骨格の見直し」に初めて言及。世界中の緩和の動きと内外の経済・観光団体などからの要望を受けた形だが、一日も早い「コロナ鎖国からの開国」が求められる。
 水際対策の緩和は、現段階では現行の水際対策の期限が切れる3月以降に外国人の入国停止を解除し、国際往来の再開を進める。現行1日3500人の入国者を5000人に引き上げ、3回目のワクチン接種者の出入国待機期間を7日間から短縮または撤廃を検討するとされる。