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2022.02.02

WING

ANAHD第3四半期は大幅改善、単独では黒字化達成

国内の回復、好調な貨物で計画より330億円増益

 

 ANAホールディングスは2022年3月期第3四半期(2021年4月1日~12月31日)の連結決算を発表し、売上高が前年同期比39.9%増の7380億4600万円になり、営業損失が1158億1700万円(2465億9100万円改善)、経常損失が1183億4000万円(2324億1700万円改善)、四半期純損失が1028億400万円(2067億7100万円改善)と、赤字ながらも大幅に改善したことを示した。さらに第3四半期単独では営業利益1億円となり、損益面ではコロナ禍が始まって以降8四半期ぶりの営業黒字を達成。決算会見を行った福澤一郎専務は、中間決算時に「第4四半期での黒字化を計画していたが、第3四半期へ前倒しして達成できた」と説明すると、国際線需要が低迷する中でも「国内の感染症影響が落ち着いていれば、営業利益を創出できる企業体質に変革しつつある」ことが確認できたとして、21年内の取組みを総括した。

 

※写真=ANAHDは第3四半期単独で営業利益1億円の黒字化を達成。第4四半期達成の見込みを前倒しした

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