ボーイング、777X貨物専用機をローンチ

カタール航空が最大50機、27年に初回納入

　ボーイングは1月31日、777-8貨物専用機（777Xフレイター）をローンチすることを発表した。カタール航空がローンチカスタマーとなって、最大50機を発注した。50機のうち、確定発注分が34機、オプション分が16機となっている。この契約はカタログ価格で200億ドル以上に達する。なお、両社はカタール航空がボーイングに対して発注済みの60機の777X旅客機のうち、20機を777-8フレイターに切り替えることにも合意した。なお、カタール航空は足元の旺盛な貨物需要に対応するべく、777フレイターを2機追加発注する予定にあるとした。
　ボーイングによれば、今回受注した777-8フレイターの初回納入を2027年に計画しているという。