GE、JALにCF34-8Eの新洗浄のライセンス認定

CF34ではJALが世界初、燃料消費量とCO2排出削減も

　GEアビエーションは1月27日、日本航空（JAL）に対して、GE製CF34-8Eエンジン向け「GE 360フォームウォッシュ」（360フォームウォッシュ）を使用する技術ライセンスを認定したことを発表した。同認定を受けたのは、JALが世界で初めて。この「360フォームウォッシュ」は、従来の水洗浄ではなく、「泡」を使った洗浄を行うもの。
　JALはグループ傘下のジェイエアにおいて、CFを34-8Eエンジンを搭載したエンブラエル製のE170型機を運用中だ。そうしたなかJALのエンジニアが、GEアビエーションによるトレーニングとテストを受け、CF34-8Eエンジンの「360フォームウォッシュ」を自ら行うことができるライセンスを取得することに成功した。ちなみに、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空、そしてロイヤルヨルダン航空が「360フォームウォッシュ」でGEnxおよびGE90エンジンを洗浄するための技術ライセンスを取得済みだ。