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2022.01.28

ウイングトラベル

★21年の百貨店の免税売上高、19年比86.7%減

 インバウンド消失直撃、購買単価は高止まり

 日本百貨店協会によると、2021年年間の全国百貨店(88店舗)の免税総売上高は459億4000万円だった。前年比は33.1%減、コロナ前の2019年比は86.7%減とさらに水準を下げており、インバウンド消失の影響が2年連続で直撃した格好となった。
 年間免税売上高の物品別の内訳は、一般物品が前年比15.1%減の353億6000万円、消耗品(化粧品、食料品等)は60.9%減の105億8000万円だった。いずれも減少したが、消耗品の落ち込みがより大きくなっている。