★ASEAN+3観光大臣会合が開催、共同声明採択

　観光回復に向けた国際的な相互協力を確認
　
　ASEAN10カ国に日本、韓国、中国を加えた「ASEAN＋3（APT）観光大臣会合」がこのほどカンボジアのシアヌークビルで開催された。日本からは、渡辺猛之国土交通副大臣が参加した。会合では新型コロナウイルスの影響下において各国が実施してきた施策を共有するとともに、観光の復興に向けて今後も協力していくことを確認。その成果を「ASEAN＋3観光大臣会合共同声明」として取りまとめられ採択された。
　渡辺副大臣からは、今後の国際交流の再開に向けて持続可能な観光に関する取り組みや無料Wi-Fiなどの受入環境整備を進めていく旨を発言するとともに、日本アセアンセンターによる人材育成支援をはじめとした日本とASEAN各国との交流拡大に向けた取り組みを紹介した。