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2021.11.22

ウイングトラベル

★中部空港、通期旅客数を当初予想比120万人減

 業績予想は営業費用減で純損失125億円据え置き

 中部国際空港会社は11月19日に発表した2022年3月期中間決算のなかで、通期業績予想について、売上高を当初予想(今年5月発表)と比較して21億円減少した168億円に下方修正。営業損失も6億円増加した119億円に修正した。ただ、経常損失は123億円、当期純損失も125億円と、前回予想を据え置くことにした。
 これは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、旅客需要の回復の遅れが顕在化しているため。そこで同社は通期業績予想の前提条件となる旅客数、発着回数といった指標を下方修正した。