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2021.04.22

ウイングトラベル

★IATA、航空業界21年純損失額477億ドルと予測

 前回予測より悪化、「危機根深く痛み増す」

 国際航空運送協会(IATA)は4月21日(ジュネーブ現地時間)、2021年の航空業界の純損失額が477億ドル(約5兆1500億円)に達するという最新予測を明らかにした。2020年の業界純損失額は1264億ドル(約13兆6500億円)だったことから損失幅が大きく改善する見通しとなった。ただ、昨年11月に発表した2021年の損失予測では381億ドル(約4兆1100億円)だったことから、下方修正したことになる。
 この点についてIATAのウィリー・ウォルシュCEOは「この危機(新型コロナ危機)は、誰もが予想していたよりも長く、深いものだ」との認識を示しつつ、「2020年から損失幅は減少するが、危機の痛みは増す」とコメント。