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2021.01.25

WING

SKY、副操縦士が乗務中に操縦席で写真撮影

Twitterに投稿、乗務停止と懲戒処分に

 スカイマークは1月22日、運航乗務中の副操縦士(24歳)が、自らのスマートフォンを使って操縦席から撮影した写真をTwitterに投稿していたことを発表した。運航中の操縦士による写真撮影行為は、航空法上の操縦者の見張り義務違反に該当。スカイマークはこの副操縦士を乗務停止および降職処分とした。また、スカイマークによれば、同社は航空局から厳重注意処分を受けたという。
 当該副操縦士による問題行為が行われたのは、昨年12月21日の羽田発那覇空港行きのSKY521便。当時、乗客65名、乗員6名(運航乗務員:2名、客室乗務員:4名)の計71名が搭乗していた。
 SKY521便が羽田空港を離陸後、副操縦士は自分のスマートフォンで操縦室前方の景色を撮影。その後、副操縦士はTwitterに撮影した写真を投稿していた。
 前述したように、スカイマークはこの副操縦士を乗務停止および降職処分とし、一方で同乗した機長についても乗務停止および懲戒(けん責)処分とした。