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2020.12.11

ウイングトラベル

★関西エアポート中間決算、感染症厳しく純損失178億円

 固定費負担大きく赤字、国際線壊滅的な需要減に

 関西エアポートが発表した2020年度中間連結決算(2020年4-6月)は、営業収益が対前期比78%減の266億円と、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な収益減となったため、営業損失225億円(586億円減)、経常損失260億円(568億円減)、中間純損失178億円(432億円減)となった。人件費を含む費用削減に取り組み、外部費用を55%減の284億円に抑えるも、固定費の負担が大きく減収をカバーしきれず赤字となった。EBITDAでは581億円減で18億円の赤字。減価償却費が2%増の206億円だった。通期予想は示していない。