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2020.06.25

WING

中国、AG100次世代初等練習機が初飛行

3人乗りで訓練効率高める、国際市場も視野に

 

 中航通用飛機は6月24日(中国現地時間)、傘下の浙江中航通用研究院が開発したAG100次世代初等練習機が、6月20日に初飛行したことを発表した。
 AG100は、中国国内で航空訓練需要が切迫していることを背景に、開発が進められた次世代初等練習機。3人乗りレイアウトを採用しており、2人目の訓練生が搭乗することで、訓練効率を高めている。そのほか、パラシュートを標準装備し、コクピットにもエアバックを装備して、安全性にも配慮しているという。また、エンジンには自動車用ガソリンを使用可能なROTAX 915iSを装備。アビオニクスにはガーミンG3Xを採用している。

 

※写真=中航通用飛機はAG100次世代初等練習機の初飛行に成功したと発表した(提供:中航通用飛機)