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2020.06.22

WING

豪州政府、3機目のMQ-4Cトライトン導入を決定

エジンバラ・ティンダル空軍基地で施設整備も

 ノースロップ・グラマンは6月19日(豪州現地時間)、オーストラリア政府が3機目のMQ-4Cトライトン導入を決定したと発表した。
 豪州空軍と米海軍の共同開発プログラムであるMQ-4Cは、5万フィート(約1万5000メートル)を超える高高度で24時間以上わたり活動でき、1回の飛行で200万平方マイル以上の海洋および沿岸をカバーすることが可能な、航空自衛隊も導入する無人偵察機RQ-4グローバルホークの洋上監視型。豪州政府ではMQ-4Cトライトンを6機導入する予定としているところ。
 今回の決定では、豪州政府はMQ-4Cに加えて、主活動基地である南オーストラリア州・エジンバラ空軍基地に恒久的な管制施設を設置するほか、前方活動基地となるノーザンテリトリー・ティンダル空軍基地においてはMQ-4Cを展開可能なように整備するとのこと。

 

※写真=豪州政府は3機目のMQ-4Cトライトン導入を決定した(提供:ノースロップ・グラマン)