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2020.06.22

WING

ノースロップ、AARGM-ERのCDRを完了

 ノースロップ・グラマンは去る6月18日(米太平洋標準時)、米海軍の射程延長型先進対レーダー放射ミサイル(AARGM-ER)開発において、クリティカル・デザイン・レビュー(CDR)を完了したと発表した。
 AARGM-ERはF/A-18E/Fスーパーホーネット戦闘機およびEA-18Gグラウラー電子戦機に搭載しているほか、F-35戦闘機各タイプへの搭載も対応しており、その開発はフルレート生産中のAARGMプログラムを活用して行っている。今回はロケットモーターと弾頭部の設計検証試験、サブシステムおよびシステムレベルでの性能検証を行い、これに成功したという。なお、ロケットモーターの試験では極低温もしくは極高温条件下で行い、要求の推進性能を持つことを、弾頭部の試験では要求の破壊力を持つことを実証したとのこと。

 

※画像=米海軍の射程延長型先進対レーダー放射ミサイル(AARGM-ER)(提供:ノースロップ・グラマン)