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河野大臣、防衛装備庁技術シンポジウムを視察
最新の防衛技術に感心、将来的な輸出示唆する発言も
河野太郎防衛大臣は11月13日、都内ホテルで開催中の「防衛装備庁技術シンポジウム2019」を視察した。河野大臣は防衛装備庁が研究開発を行なっている最新の防衛装備品関係の展示を見学し、説明者に対し盛んに質問するなど防衛大臣としての見識をさらに深めようとしていた。
河野大臣はまず、航空装備研究所の展示ブースで将来戦闘機関連の研究開発品の説明を受け、3Dプリントで作成した「戦闘機用エンジンの主燃焼器用燃料噴射弁」の形成品を手にとって確認するなど将来戦闘機関連技術の研究開発の進捗を確認した。
続いて、艦艇装備研究所の展示ブースでは岩国で整備を進めている岩国海洋環境試験評価サテライト(仮称)について説明を受けた後に、「長期運用型UUV用燃料電池発電システム」や「消磁用UEP低減装置(掃海艇)模型」などの説明を受けつつ、感心した面持ちで展示ブースを回った。
陸上装備研究所の展示ブースでは、陸上自衛隊の担当者から「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」の説明を受け、河野大臣は「何発撃てるのか」や「データリンクの要領は」などと質問し、関心した様子だった。
※写真=河野太郎防衛大臣は「防衛装備庁技術シンポジウム2019」を視察し、最新の防衛技術の開発状況を見学した
※写真=陸上装備研究所の野間俊人所長から次世代水陸両用車の研究開発について説明を受ける河野大臣
※写真=防護マスクを被り、実際につけ心地を確認する河野大臣
※写真=高機動パワードスーツの研究の写真を撮る河野大臣