ウイングトラベル
★米国、ESTAモバイルアプリ申請に一本化案
過去のSNSや連絡先情報の提出も
米国税関・国境警備局(CBP)は、ESTA(電子渡航認証)およびI-94(入国・出発記録)に関する情報収集要件の改定案を連邦官報で公表し、2026年2月9日までパブリックコメントを受け付けている。渡航者本人の確認精度を高める目的で、ESTA申請をモバイルアプリに一本化することや、過去のSNS履歴を含む個人データ提出の拡大を提案している。
改定案では、低画質の画像アップロードによって照合を回避する事例が確認されているとして、ESTAウェブサイトでの新規申請手続きを廃止する方針を提示。モバイルアプリによる「その場での自撮り画像」を使ったリアルタイムの生体認証をすべての申請者に適用することで、不正防止効果が高いとしている。
※画像=ESTA申請のモバイルアプリ一本化案を検討
