ウイングトラベル
★2024年の日本の国際会議開催数1.2倍に増加
JNTOまとめ、コロナ禍前からの回復率は47%
日本政府観光局(JNTO)は「2024年JNTO国際統計」を発表した。それによると、2024年に日本で開催された国際会議は前年比1.2倍となる1702件、参加者総数も1.2倍となる124万1000人となった。ただ、コロナ禍前の2019年の開催件数は3621件となっており、回復率は47%となった。分野別では「科学・技術・自然」と「医学」の会議件数が全体の約7割となっており、この2分野での実施が目立つ格好となった。
JNTOの国際会議統計は、全国の自治体やコンベンション・ビューロー、府省庁の協力のもと調査を行い、全国における国際会議の開催件数や会議参加のために訪日した外国人参加者数を公表しているもの。
2024年の国際会議開催数は前年の1376件から1702件に増加した。参加者総数は101万6000人から124万1000人となった。このうち外国人参加者数は前年比1.2倍の15万9000人となった。
※表=日本の国際会議開催件数の推移(出典:JNTO国際会議統計)
